「冷やしおでん」で夏の暑さを蹴散らそう!

2016年8月18日
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子供の頃、夏の風物詩といえば、なんといっても、海水浴です。思い出にあるのは、海の家で食べた“おでん”の味。祭りの焼きそばもそうですが、雰囲気が味を倍増させて、実際以上においしく感じたものです。泳いだ後の冷えた体に「おでん」の味が染みわたり、大変おいしかった記憶が蘇ります。

今から20年ほど前に、東京のある蒲鉾屋さんが「冷やしおでん」なる商品を開発しました。売れ行きが落ちる夏場対策として、思いついたものでしたが、テレビ、新聞、雑誌に大々的に取り上げられて、店頭には、連日、日傘を差したお客さんの長蛇の列が続きました。

当初は冷たい出汁の中におでん種が浮かんだシンプルなものだけでしたが、その後、形態も様々で、ジュレの中におでん種が入ったり、包装もカラフルになり、メーカーは、あの手この手で、売り込みに懸命です。

大手の蒲鉾メーカーがこぞって、冷やしおでんの製造を始めるようになり、今では、夏場には、全国のスーパーのかまぼこ売り場には必ず並んでいます。

料理レシピを紹介するウェブサイトを検索すると、冷やしおでんのレシピが数多く見られます。今では、家庭の食卓に浸透していることが伺えます。

今年も記録的な猛暑が予想されています。タンパク質たっぷり。栄養価の高い「冷やしおでん」。いかがでしょうか。

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