(テーマ)
「かまぼこ製品摂食による大腸癌抑制効果」
(研究者)
福永健治(関西大学工学部生物工学科)助教授
福永氏はラットを使った実験結果から、かまぼこのペプチドなどが、癌初期病変を抑制していることを指摘。 かまぼこ製品を日常的に摂取することで、大腸癌抑制に効果がある可能性を示唆しました。
(テーマ)
「生体電子スピン共鳴(ERS)法を用いたかまぼこ製品の脳内抗酸化能評価」
(研究者)
李昌一(神奈川歯科大学生体管理医学講座)助教授
李氏は、かまぼこは脳内酸化ストレスを低下させる有用な抗酸化食品であり、高血圧症に引き続いて発症する 脳卒中などの生活習慣病を防ぐ食品としての可能性を示唆しました。
■その他の研究テーマ
「水産煉製品のエストロゲン欠乏誘発高コレステロール血症抑制効果」
愛媛大学農学部栄養化学研究室・海老原清教授
「加齢に伴う基礎代謝低下、及びエネルギー代謝日内プロフィールの加齢変化に対する蒲鉾製品の改善効果の研究」
東京都老人総合研究所・宮坂京子
「健常者のかまぼこ摂取による血圧及び血清脂質に及ぼす効果の研究」
近畿大学農学部食品栄養学科・吉川賢太郎助教授