全国蒲鉾青年協議会について

全国蒲鉾青年協議会(全かま青)は全国蒲鉾連合会(全かま連)の青年組織です

■ 全蒲青の活動

全蒲青の活動の基本は、同業青年の心を開いた交流にあります。

蒲鉾類は日本列島各地に伝統食品として培われ、その生産量は水産加工業の首位を占めています。
そのエネルギーを生み出している若手同業者の交流は相互理解を深め、情報の交換、技術の錬磨等に不可欠なものです。

全蒲青活動は北海道から九州各沖縄まで、全国各地の青年達に交流の場を与えました。
今までにも、原料問題、分野確保の主張、海外資源の調査等、数々の全国レベルの活動を行い・業界の進歩発展に寄与しています。

全蒲青活動は若者の心の糧であると共に蒲鉾業界の推進力そのものと言えるのです。

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■ 沿革

◆昭42.3.6 蒲鉾青年会議を開催

東京において2日間にわたり研究分科会、講演会等が行われ、全蒲青がうぶ声をあげた

◆昭43.6.15 創立総会を開催

京都国際会議場において、全国蒲鉾青年協議会と正式命名され規約が制定された。 

◆昭44.7.25 第1回シンポジウム

徳島において、食料品の流通、かまぼこの料理法についての講演ディスカッションを行った。以後、“青年の集い”として継承されていく。 

◆昭45.9.12 以西底曳対策特別委員会を設置

原料問題懇談会を福岡中央市場にて行い、漁業者との対話に積極的に取組み始めた。 

◆昭46.11.7 第1回青年の集い

シンポジウムはこの時から「青年の集い」と名をかえ、全国蒲鉾品評会期間中に催されるようになった。

◆昭47.5. 全国に広がる褐変現象の原因と対策

当時、四国九州から中部関東へ広がった褐変現象の原因を研究し交流紙を通じて対策を呼びかけた。

◆昭48.12.4 FA0水産加工国際会議へ出席

国際世界食料農業機構の東京会議に正式参加し国際舞台への箪一歩を踏み出した。 

◆昭49.4 米国グチ資源第2回調査派遣

◆昭49.10.30 中国へすり身調査団を派遣

◆昭51.7.2 事業分野調整法などを陳情

大手水産会社の進出規制、海外資源の確保について農林大臣、農林政務次官、水産庁次長へ直接陳情。

◆昭52.3.2 大手水産会社の進出規制を再度陳情

分野調整法の優位成立を再び農林省へ陳情した

◆昭52.7.16 第10回全国大会を開催

◆昭55.2.15 過酸化水素問題について厚生省、農水省へ陳情

厚生省に対し損害補償を求め、農水省へは設備低金利融資、研究費補助を要求したが、受け入れられなかった。 

◆昭57.10.30  4万本の無料配布を行った

全国かまぼこ祭大阪大会にて、全国会員より供出された4万本余の蒲鉾が阪神デパートで無料配布され大好評を得た。

◆昭58.6.7 「明目の蒲鉾業を考える」をテーマに懸賞論文を募集

特賞1名、金賞2名、銀賞3名を決定した。

◆昭59.1 全蒲青ポスター完成

(”すきすきかまぼこ’”がテーマ)

◆昭62.6 第20回全国大会を開催

記念すべき20周年全国大会を名古屋都ホテルにて盛大に行い、「全蒲青20年の歩み」を刊行した。

◆昭63.11 かまぼこの日シールキャンペーン開始

かまぼこの日の認知と消費拡大をねらい全蒲青が提言した。

◆平2.6 タイ国のすり身工場等視察団派遣(18名参加)

◆平2.7. 「かまぼこ倶楽部」(鈴木たね子監修)を10万部発行

ユニークなかまぼこ再発見の小冊子として評判を呼ぶ。

◆平3.11. すりみ高騰に対し当用買い運動

米国すりみメーカー各社に意見書

◆平4.2. 全国の蒲鉾メー力一1900社に対し、協同歩調を呼びかける手紙を2回に渡り発信した。

USSC,PSPA加盟16社にすりみ価格の安定を望む意見書を発信し、回答を得た。

◆平4.6. 技術ビデオを自作し、会員へ配布

第1集魚処理編を編集し無料で配布した。

◆平5.6. 技術ビデオを会員に配布

第2集頭取りと水晒し編を全国大会で会員に配布。

◆平6.8. 技術ビデオを会員に配布

第3集播漬、成型と加熱編を全国大会で会員に配布

◆平7.7. 技術ビデオを会員に配布

第4集特殊技術編を全国大会で会員に配布。

◆平7.7. 「シナリオ2020」刊行

全蒲青の業界に対する長期ビジョンの集大成として刊行、全会員に配布。

◆平8.6. 技術ビデオを会員に配布

北海道産スリミ加工の現状視察編を全国大会で会員に配布。 

◆平8.6. 全国お国自慢蒲鉾販売

小樽の全国大会において全国の蒲鉾を販売PRした。

◆平8.11. 全国お国自慢蒲鉾販売

大阪品評会の会場で全国の蒲鉾を販売PRした。

◆平9.3. 中国研修旅行

中国の上海、青島、大連の水産加工工場を見学し、中国の練り製品加工事情を視察した。

◆平9.11. 全国お国自慢蒲鉾販売

小倉品評会の会場で全国の蒲鉾を販売PRした。

◆平9.7.8 第30回全国大会を開催

東京フォーラムにて開催し、「全蒲青30年の歩み」を刊行した。 

◆平10.7.7 第31回総会を開催

昨年度より、全国大会が2年にユ度となった事をうけて、本年は総会のみを伊勢市にて開催した。

◆平11.4. 台湾視察旅行

かまぼこ工場、関連施設、スーパーマーケット等を見学し、台湾の練り製品加工流通事情を視察した。

◆平11.7. 蒲鉾屋さんの作ったお塩「潮の八一モニー」発売

蒲鉾専用塩を独自に開発し、全蒲を通して販売を開始した。

◆平12.2. タイ視察旅行

タイのすり身工場、食品加工工場を見学し、原材料の供給状況、加工工程などを視察した。

◆平12.7. 第33回総会を開催

熊本市で総会を開催した。

◆平12.11. お国自慢かまぼこ即売会を開催

東京都のお台場フジTV前で全国から1万セットを集めて開催。残念ながら完売できず、半数以上が無料で配布された。 

◆平12.11. 日本かまぼこ党旗揚げ式開催

かまぼこファンクラブとして日本かまぼこ党を旗揚げし、党員募集をはじめた。 

◆平13.7. 第34回総会、第32回全国大会を開催

大阪市で総会及び全国大会を開催した。

◆平13.11. お国自慢かまぼこ即売会を開催

山口県長門市にて開催。

◆平14.3. 第一回すり身大研修会(小樽)開催

すり身(ホッケ)の実習を中心とした研修会を開催。講師は、東京農業大学西岡不二男教授。

◆平14.6. ビデオ&DVD「蒲鉾屋への道」発売

過去の技術ビデオの集大成を作成、販売。

◆平14.7. 第35回総会を開催

愛媛県宇和島市で開催した。

◆平14.9. 合同慰霊祭を開催

全蒲、全蒲青、全蒲OB会合同の慰霊祭を開催。

◆平14.11. お国自慢かまぼこ即売会を開催

兵庫県姫路市にて開催。

◆平15.2. 第二回すり身研修会(天草)開催

すり身(エソ)の実習を中心とした研修会を開催。講師は、東京農業大学西岡不二男教授。

◆平15.3. カマピー・チックルぬいぐるみ販売

全蒲キャラクター商品の販売。 

◆平16.2.26 第3回すり身研修会を大阪で開催。

近畿大学の塚正泰之助教授からかまぼこの物性や呈味成分の分析結果など抗議を受けた。

◆平16.7  広島で通常総会を開催。150人が参加

初の試みとなったデザインフェスタを開催。品評会のあり方に一石を投じる。

◆平16.12 インターネットの販売実績をアンケート調査

ホームページ開設は半数に届かず。売れ行きは伴っていないが、将来に期待する声が多い。

◆平17.2  海外研修事業 韓国の釜山にかまぼこの視察団を派遣

韓国・釜山のかまぼこ事情を視察、約20人が参加して実施された。

◆平17.3  すり身研修会「機能性ねり製品開発の可能性」を開催

すり身研修会に40人が参加。生活習慣病予防食品としてのかまぼこ、乳化すり身で高齢者向けの商品開発などを勉強した。

◆平17.5  煉心会の設立総会が博多で開催される

OB会としての位置付けにて煉心会を設立。100人が出席、杉永金生氏が講演した。

◆平17.11 価格改定アンケートを実施

◆平18.5.15 タイ国のねり事情を視察

◆平18.7.12 札幌で総会を開催

かまぼこと健康をテーマに福永健治関西大学助教授の講演が行われた。

◆平18.10.20 長崎で青年の集い

お国自慢即売会を実施。

◆平19.7.11 創立40周年記念大会名古屋大会開催

全国から150人が出席。40周年記念誌「40年のあゆみ」

◆平19.9.28 最後の青年の集いを大阪で開催

品評会時に開催されていた最後の集いが大阪・天王

◆平19.9.29 お国自慢即売会実施

揃いのハッピ姿で近鉄百貨店で実施。 

◆平20.5.18 中国・石浦、舟山に視察団派遣

18日~21日までの4日間、中国浙江省の原料事情

◆平20.7.9 新潟ホテルイタリア軒で総会を開催。

100人が出席。金子会長が「艱難辛苦汝を玉とす」

◆平20.11.15 ヤマサ祭りで、お国自慢即売会実施

開始1時間で完売。

◆平20.3.23 韓国・釜山に視察団を派遣

23日~25日。総勢18人が参加した。

◆平28.5.9 タイ国視察団を派遣

総勢16人が参加した。

◆平29.5.7-12 インドネシアすり身工場へ視察団を派遣

総勢8人が参加した。(1名急遽体調不良により欠席)